arrivederci23's blog

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ノートPCのHDDをSSDに換装しました

昨年購入したノートPC『15P5000-i3-FEB-KK』(詳細は

パソコン工房のノートPCを購入 - arrivederci23's blogにて)

の動作が遅く、起動時に約3分もかかるため、SSDSSHDへの換装を

検討していましたが、CrucialのMX100が生産終了、MX200とBX100に切り替わる影響でM550の特価品が出たため購入しました。

型番は「CT256M550SSD1」です

 

  この記事を書いている時点ではamazonで13530円ですが、PCワンズで12800円で購入しました。

ソフマップでは税抜き10980円なんて特価も出てますが不良時は返金対応のみなので交換出来ない可能性を考えると他店もアリですね。

 以下開封写真です

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 既に色々なサイトで出ていると思うので多くは書きませんが、中身がSSD本体とスペーサーのみ、何故か型番等のラベルと商品名のラベルが多くの他社製品と逆に貼ってあるのは気になる所です。

で、これをノートPCに換装する場合当然ながらデータ移動用の変換ケーブルなりケースなりが必要になりますのでそれも購入しました。

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 安いことに定評のある玄人志向『GW2.5CR-U3』です。

U3の名前の通りUSB3.0に対応している為、PCの方も対応していれば高速でデータ読み書きが出来ます。

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 パッケージ裏と内容品。取説は英語なのでパッケージを見た方が理解し易いです。

内容品の左上に写っている黒いものは7mm→9.5mmのスペーサーですが、正直無くてもある程度安定します。

コネクタへの負担が気になる場合は使ったほうが良いでしょう。

 

 システム以降の前にSSDのフォーマットです。

先ほどのケースに入れてPC(デスクトップ)に接続したらこのような感じで認識しました。

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 色々並んでますがディスク4が新規に買ったSSDです。

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 ディスクの管理を出しただけで自動でメニューが出てくるので選択してフォーマット。

余談ですが、ケースのUSBチップとマザーのUSB3.0チップが相性が悪いらしく、認識と切断を繰り返していました。

なのでUSB2.0で接続してフォーマット。作業後に測ったベンチ結果はこんな感じ

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 お前はSDカードかと言いたくなるほど遅いのですが多分ケースのせいです。

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なんとかUSB3.0ポートで認識させた時はこのような結果になりました。シーケンシャルは3.5インチのHDDがこれぐらいの速度だった気がしますが、ランダムが早いのがSSDの特性なのでこの状態でも体感はかなり早いです。

 

 その後ノートPCに繋いで「EaseUS Todo Backup」というフリーソフトを使用してクローンを作成、物理的に換装です。

ダウンロードリンクはこちら(http://jp.easeus.com/backup-software/free.html)

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PCの裏にHDDアクセス用の蓋が有るので0番ドライバーでネジを外して開けます。

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SATA端子が露出しており、HDDの裏面がモロに見えます。

ちょっと横に引っ張るだけで外れるのでとても楽に外せました

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SSDにするとこんな感じ。この状態で蓋を閉めても大丈夫なのですが、軽く振ると動く音がしました。

上の写真のHDDを見る限り7mmのドライブを入れる場合はスペーサーが必須になるようなので、ドライブケース付属のものを挟んで調節しました。

SSD付属のスペーサーを使えばいいと思われそうですが、アレは大きさがSSDと同一なので今回のようにSATA端子が上に来るような状態だと端子と被ってしまい蓋が締まりません。

自作パーツショップ等で2.5mm厚のスポンジのような物があれば一緒に買ってくる事をお勧めします。

無ければ導電性の無い厚紙で良いんじゃないかと。

 

 その後PCを起動しましたが「operation System not found」エラー。

どうもクローン作成の際にパーティションを1つずつコピーしたのが悪かったらしく、再度クローンの作り直しでドライブ全体からドライブ全体のコピーを行えばうまくいきました。

ただ、システムで予約しているパーティションが本来100MBなのが2GB以上に設定されており、頑張って縮めたのですが700MB程度までにしか出来ませんでした。

ソフトの仕様で直接容量指定が行えないので諦めるしかない部分のようです。

またドライブを入れ替えてOS起動。今度は強制シャットダウンした時のメニュー(セーフモードとか選択するアレ)が出たので上手く行ったと思いきや起動パーティション不明?のような「0xc000000e」エラー。

MBR破損時にも同じエラーが出るらしく、恐らくパーティション構成を弄ったせいだと思われます。

パソコンのメニューの案内では「OSのインストールディスクを入れて言語選択、修復インストールを選んでください」といった内容が表示されていたためOSのディスクを入れたのですが、

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 OSの32bitと64bitの選択画面が表示され、64bitを選択して進めると新規インストール用のパーティション選択画面が表示されました。

恐らくですが、リカバリーディスクとして特殊な仕様になっているようで修復インストールには使えませんでした。

 仕方ないので他のマシン用のDSP版WIN7PROを引っ張り出してきて使用。そちらはすんなりと認識し、修復インストールを選んだだけでMBRの破損を検出してすぐに直してくれました。

その後再起動したら普通にシステムを認識し、OSが無事に起動してきました。

新規デバイスとしてSSDのドライバをインストールして再起動を促されましたがそれ以外は今までと全く同様に動作しています。

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win7ですのでエクスペリエンスインデックス実行。当然ながらストレージの項目以外は変わらず、ストレージのスコアが5.9→7.9と頭打ちする早さになりました。

起動時間も約3分かかっていた状態から1分弱まで短縮し各種ゲーム・ブラウザの起動も迅速に。

今までデスクトップが表示されてからもrazer surroundの読み込み等で待たされていた時間が無くなり非常に快適。更に起動だけであれば排気ファンも動作していないので回転体0で正に無音。

ゲームをする時も集中出来そうです。

SSDのベンチは取り忘れたので次回起動時に測って追記します。

 

2/25追記

SSDベンチマーク結果を忘れていたので追記

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SSD単体の公称値は500MB/sを超えていたはずですが、ノートのチップセットがHM86だからなのか相性的な物なのか、若干公称値に届かない結果になっています。